スリランカテキスタイルプロジェクト

「スリランカの子供たちの絵から生まれたテキスタイルデザイン」

インド洋に浮かぶ小さな島国、スリランカ。紅茶やココナッツの世界的な産地として知られるこの国は、現在、数多くの世界遺産を有する観光大国としての成長を続けています。そんなスリランカですが、2009年まで続いた内戦の影響や、現在の急激な成長により生じたひずみとして、貧困問題や環境問題など、様々な問題を抱え、海外諸国からのボランティアの手によって支えられている国でもあります。

本プロジェクトでは、スリランカの農村にある児童養護施設(※)で暮らす子供たちが描いた絵を元に、テキスタイルをデザインする活動を行っています。子供たちが描いた「豊かな色彩」や「ユーモラスなモチーフ」からデザインされたテキスタイルを発表すると同時に、テキスタイルブランドとしてコミュニティを広げ、スリランカの文化や、国が抱える様々な問題を発信しています。また、製品の販売収益は、制作費と活動経費を除いて、子供たちの生活支援金として、還元されています。

 

※スプートニクガールズホーム:一般社団法人スプートニクインターナショナルが運営・支援する児童養護施設。貧困から家族と離れ離れになった18人の子供たちが暮らしています。